2017年4月アーカイブ

尾道高等学校ラグビー部が力を発揮します。

12時50分、授業が終わってから来て下さい。

とのアポイントを取って、尾道高等学校へ。

授業が終わったのか、生徒たちが教室から出てきて

私たちを発見するや、「コンニチィワー」「こんにちはー」

「こんちわー」会う人、すれ違う人、誰彼なしに挨拶が飛び交う。

こちらも「こんにちはー」と返す、返す、また返す。

これ、「気持ちイイー」思わず笑顔になる。

生徒だけではなく教職員も「こんにちは」

4月27日、尾道市社会福祉協議会の峰松さんと連れ立って、向島にある

尾道高等学校ラグビー部の梅本先生を訪ねた。

「スクールウォーズ」を欠かさず見てイソップ君に涙し、秩父宮ラグビー場に

通い、当時の社会人ラグビーや関東大学対抗戦などを観戦してきたラグビー

ファンとしては今日の訪問を楽しみにしていた。

ラグビー部は年末の花園で行われる全国高校ラグビー大会の常連校です。

ラグビー以外でも地域との交流イベント参加や広島の土砂災害時や東日本

大震災の災害ボランティアを経験している。

「車いすの障がい者が千光寺公園の坂道を移動する際に力を貸してもらえま

せんか」の要請に「それは生徒のためにもいい経験になる」と快諾。

「こんないいことだったら校長先生にも話しましょう」と一同、校長室へ。

「梅本先生、こんなに大人数の障がい者の方々が来られるのだから、生徒会

にも話を通しましょう」と三藤(みとう)校長先生の提案。

尾道高等学校をあげてひまわり号の支援となりました。

当日は30名のラガーマンや部活の選手の「こんにちは」が交わされ、自然と

口が開き、挨拶を返す声が出て、笑顔になります。

One for All All For One の精神が千光寺で発揮されます。

他にも尾道福祉専門学校の先生や、介護福祉士を志す学生たちが千光寺

公園の坂道に力を貸してくれます。

また、尾道市ボランティア連絡協議会の皆さんもお弁当の配布や要所での

案内をしていただけるようになりました。

尾道では50名のボランティアが安全で快適な旅をサポートする体制が

整いました。

RIMG0141 (300x225).jpg

 尾道高等学校 校長室で

手前がラグビー部梅本先生、右が三藤(みとう)校長先生、後ろ右は

尾道市社会福祉協議会 峰松さん、後ろ左がひまわり号 岩佐 組織部長

RIMG0088 (300x225).jpg             この千光寺からの眺望をみんなと楽しみたいです。

募集期間を延長して、ボランティアを求めます。

現在130名必要な介助ボランティアが100名に届いていません。

一年に一度のひまわり号の旅を楽しみにしておられる障がい者のことを考え

ると、実行委員会としての責任を痛感します。

ボランティアはここ数年、高校生・大学生のボランティアが増えた一方、

全体的な高齢化は否めなません。

訪問先の尾道は坂の街。千光寺公園は千光寺にたどり着くまでに坂の連続

です。

体力に自信のない方々は遠慮されているのかもしれません。

ボランティアにはさまざまな形があるので、自分に見合ったボランティアを

すればいいと思います。

4月29日までとしたボランティア募集期間は5月13日(土)まで延長します。

ひまわり号尾道の旅が快適で安全になるために実行委員会としては全力で

ボランティアの掘り起こしに努めます。

人から人へ小さな善意の広がりが「ひまわり号」を走らせています。

どうかご協力をお願い致します。

onomichi ehigasa(300x221).jpg

  店主の榎本さんとご一緒に

「あとで寄るって言ったしなー」

この日、午後から門田の社会福祉協議会で尾道市社会福祉課も

交えて打合せ。

公用車(軽のワンボックス)に同乗し川沿いの桜並木が満開だった

10年前を思い出す。

思いのほか、お願い事がスムーズに運び気分は高揚して、尾道駅で

「今日はお忙しい所ありがとうございました」

商店街の無料休憩所をもう一度見て、そろそろ今日の歩みは13000歩。

甘味所を我慢して「サロンde 絵日傘」へ午後3時半。

狭い店内。奥に店番のアーティスト寺岡さん、のとなりに店主。

「こんにちは」から始まって、1時間。

お店を始められたきっかけや、集う人々のお話、障がい児教育のこと、

そして終活のお話などなど。

どうやらこのお店で生計を立てている様子はないようだ。

家にある手作りのものを集めてお店に置くようになり、それを買って

くれる人がいて喜びが芽生えた。

もち寄り、集い、喜び、出会い。「人との出会いが売り物です」

店主の榎本禎子さんは言われました。

この生きた言葉に感動。

「創った人も、他人が必要としてくれることで次の意欲をかきたてられる」

「おんなじじゃないですか」

人間の集団はこうありたい、高め合いたい、ひまわり号も同じこと。

アーティスト寺岡さんがそっと教えてくれた。

榎本さんは元校長先生。

ご本人はこれを言うと嫌がられる。

ゴメンナサイ。でももう書いた。

コーヒーをいただきながら1時間。

帰りには、「電車で食べて」サンドイッチをかばんに。

あったかな気持ちが胸に広がる、うれしい。

ブログ再開のきっかけになりました。

お目当てではなかったのだけれど

以前から立ち寄りたいと焦がれていた甘味所のお店が

開いているのにウキウキして隣の店へ。

尾道の商店街を抜けて駅に向かう途中、小さなお店が立ち並ぶ。

その店は観光パンフレットに描かれている絵に似た絵葉書が置かれていた。

和紙を材料に手作りの雑貨が並ぶ。

引き込まれるように中に入ると、「わたしゃ店番なんよ」

あれこれと作品の説明をしてくれる。

そう、商品ではなく作品。

「あなた尾道の人?」

「いえ倉敷から来ました」

それからひまわり号の話になり、「そりゃーここの女主人に話するわ」

と連れて行かれたところが、海の見えるラーメン店「喰海」

女主人はお出かけで、喰海の大将の息子さんに挨拶し、目的の市役所へ。

「わたしゃ店番なんよ」の寺岡さんは手先の器用なアーティストでした。

4時まで開いているから、、、。 あとで寄ります。

尾道市社会福祉協議会との打ち合わせに向かいました。

RIMG0129 (300x225).jpg

宝箱のような作品でした

3月は卒業式で別れの季節。

進路が別々になり、友とも違った道を歩き始める。

涙と何となく甘酸っぱい、キュッとするような成長過程。

4月は不安と期待と少しの希望。

僕たちは出逢いと別れを繰りかえしながら大きくなった。

お知らせブログの復活です。

2023年3月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

このアーカイブについて

このページには、2017年4月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年5月です。

次のアーカイブは2017年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のコメント

Photos

  • RIMG0141 (300x225).jpg
  • RIMG0088 (300x225).jpg
  • onomichi ehigasa(300x221).jpg
  • RIMG0129 (300x225).jpg
Powered by Movable Type 6.3