2010年4月アーカイブ

深尾力家族S.JPG

   深尾 力(りき)君はお父さんが大好きです。

 

兄弟げんかもふつうにしますが、家族が大好きです。

 

お姉ちゃんはりきクンが脳性まひでお母さんの手が

 

かかってさびしい想いをしましたが、りきクンが大好

 

きです。

 

 

 

 りきクンの障がいと向き合って、お母さんは「自分

 

でも強くなった」といわれています。

 

穏やかにやさしい口調ではあるけれど、「動じない

 

たくましさ」を感じました。

 

 

 

425日、夕刻、倉敷市新田の自宅へおじゃましました。

                                家族写真を撮りました。中央がりき君 

「名前も障がいのことも出ますが協力していただけますか?」    となりはお姉ちゃんとおとうと。

                                そして、お父さんとお母さん。          

「りきのことでちからになれるのであればかまいません」      

 

大きい決断をされたのか、こともなげに受けていただいたのかは、

 

わかりません。

 

りきクン(14歳)は「ひまわり号」での一日の旅から帰ってきた時、

 

表情が生き生きとしているそうです。

 

「一日どんな表情をしているのか、何をしているのか遠くから見てみたい。」

 

「お母さんの知らないところで成長しているのかもしれませんね。」

 

「家族はりきクンを中心に廻っています。これはお父さんの方針です。」

 

そんなお父さんをりきクンは大好きです。

 

 

 

りきクンにボランティアにつく人はどんな人がいい?と聞いたところ、「大学生のお兄さん」

 

がいいとの事でした。その時、はにかんで少し笑顔になりました。

 

帰りぎわ、ひまわり号のボランティアの人達は「一生懸命に生きていこうとする姿に触れたとき

 

元気がもらえる」といっています。「励まし励まされながら」なんでしょうね。

 

りきクンも励まされながら、一方で励ましているんですよ。でもそれはそこにいる人でないと

 

経験できないですよ。

 

僕自身はもう一歩前へ、肩を押してくれるきっかけを探しに来ました。

 

 

 

427日現在、介助ボランティア 101名 の申込、必要数150名に達していません。

 

扉を開ける勇気を下さい。あなたに元気を返します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 旅の楽しさと安全をサポートする介助ボランティアを求めています。

 

 一人ひとりの小さな力を束ねてひまわり号は走ります。

 

 

 ボランティア教室後の4月25日、弟6回実行委員会でボランティアの再募集

 

 をかけて150名の必要数に達するよう実行委員会スタッフが声を掛け合い

 

 拡げることを申し合わせました。

 

吉備国さくようS.JPG 竹田さん挨拶S.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

倉敷駅前で取扱いS.JPG

 

 

 

 

 

 

 

(右上)くらしき作陽大学中川さん(車椅子)押しているのは

吉備国際大学中原さん、心配そうに見ている竹川さん(作陽) 

小西親子_0092.JPG

上の写真

倉敷駅コンコース

説明に聞き入る

 

 

⇒写真左

左からくらしき作陽

大学 藤原さん

中国短期大学

長田さんと江口さん

カメラを向けると

笑顔に。

 

⇒ 写真右

親子ボランティア

の小西さん

 

 425日、快晴の日曜日。このお陽さま、ひまわり号運行の日まで保管しておきたいですね。 

 

今年の会場は倉敷駅東ビルの天満屋倉敷店6階、倉敷市男女共同参画推進センター。

 

初めて使用します。エレベーター、階段、スロープの車椅子での介助体験や倉敷駅構内の様子、

 

人込みの中で介助体験をするためこの会場を選びました。交通の便もあります。

 

 参加者は30名。いつも感じることですが女性はアクティブです。

 

そして真剣に見て、聞いて、吸収して、一日の旅で何とか役に立ちたいと願っているのでしょう。

 

倉敷駅の南口からコンコース内、北口広場など人目にさらされながら体験トレーニングをしているのですが、

 

これなんとも気持ちイイものです。

 

段差を乗り越えるとき、車椅子のステップに足がかかり、前が少し持ち上がると怖いですよね。

 

トレーニングですから、気は楽。ウウオーとかウワアーとか声が出てくると何かしら楽しくなりますね。

 

写真は自然とカメラも意識してか笑顔になってきます。

 

 

425日現在 介助ボランティアは必要数150名に対して88名です。懸命に声をかけていきます。

 

 

 

 

 

 

               

 

 

 

 

野の花.jpg

 新参者を受け入れる目尻の少

下がった視線。

店内を見廻していると、「大ち

ゃんの写真を見て!」

だいちゃんはフィギアスケート

の高橋大輔選手。

夢と感動をありがとう高橋大輔

 

選手 倉敷凱旋パレード写真展

 

を開催中でした。

 

 

 422日、雨。急に思い立って

 

倉敷市児島下の町のギャラリー喫茶「野の花」を訪れました。

 

昨年5月5日付け山陽新聞で紹介された記事「情熱と笑顔支えた四半世紀」で田中さんの呼びかけに対

 

して「年はいってますが元気なので何でもやります」と応えてくれた人達に会うためです。

 

席に座るとまもなく日本茶と芋ケンピ。

 

「ひまわり号の西尾です。高岩さんに会いに来ました」でテーブルの視線がいっせいに向けられ、

 

やがて笑顔に。共同体の一員に迎えられた瞬間でした。

 

 

「野の花」に集う人々とオーナーの高岩順子さんのコミュニティーは初めて訪れた人をやさしい目

 

で迎え入れてくれました。障がい者との係わり合いだけではなく、集う人達の生活を持ち寄り、支

 

え合い、協同し合う、落ち着いた空間がありました。

 

 

何故か気分が高揚し、大きいテーブルで写真を。「ブログ記事にしていいですか?」に対して

 

「書いて書いて」どこまでも前向き、元気な藤田さん。ビデオカメラ持参の三村先生。

 

少し離れたポジションに高岩パパさんの優しく見守る目がありました。

 

 

お弁当S.JPG

 

 ひまわり号福山みろくの里の旅のお弁当はこれです。

昨年の計画当初は団体用の昼食メニューを目論んでいました

が400はチョット無理。

で、お弁当3種類の中から試食してこれに決定しました。

参加する側にとって、お弁当は大事ですよね。旅の楽しみです

からね。お弁当に関しては食材やご飯の固さにまでこだわり、

業者さんと話し合います。もちろん見た目も大事です。

飲食物の咀嚼(そしゃく)や飲み込みが困難な方への配慮か

らできるだけの対応をしてもらいます。

今では介護食や高齢者食の宅配サービスなどがあり、広く知られているところですが、

大手のお弁当会社では万人向けですのできっと考える必要もなかったのでしょうね。

「ご飯の固さをもう少し柔らかめに」などと言うと最初はけげんそうな顔をされます。

まあ、事情をお話しすると解ってもらえます。逆に「そんな事まで心配して大変ですね」と

励まされたりもします。

かつてはスティック状の「かにかまぼこ」で筒状のフィルム包装がまぎれて、のどを詰まらせることがありました。

今回、試食して食材の変更を申入れしているのが、イカのお寿司です。

青空のもとおいしいお弁当がいただけるとHAPPYになれます。

 

旅をサポートするボランティアは4月21日で66名です。

人から人へ輪を拡げてゆきましょう。

 

みろくの里S.jpg

 

「ひまわり号福山の旅」の障がい者の

参加希望者は4月15日で110名となりま

した。申込をされたみなさん全員が行け

ます。 よかったネ。

昨年は「新型インフルエンザ」で中止を

余儀なくされたので、二年越しですね。

待たされた分だけ、期待がふくらみます。

 快適で安全な旅をサポートするボラン

ティアは4月17日で53名となっています。

人から人への繋がりで4月いっぱいをかけ

て広げて行きます。

 

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