深尾 力(りき)君はお父さんが大好きです。
お姉ちゃんはりきクンが脳性まひでお母さんの手が
かかってさびしい想いをしましたが、りきクンが大好
きです。
りきクンの障がいと向き合って、お母さんは「自分
でも強くなった」といわれています。
穏やかにやさしい口調ではあるけれど、「動じない
たくましさ」を感じました。
4月25日、夕刻、倉敷市新田の自宅へおじゃましました。
家族写真を撮りました。中央がりき君
「名前も障がいのことも出ますが協力していただけますか?」 となりはお姉ちゃんとおとうと。
そして、お父さんとお母さん。
「りきのことでちからになれるのであればかまいません」
大きい決断をされたのか、こともなげに受けていただいたのかは、
わかりません。
りきクン(14歳)は「ひまわり号」での一日の旅から帰ってきた時、
表情が生き生きとしているそうです。
「一日どんな表情をしているのか、何をしているのか遠くから見てみたい。」
「お母さんの知らないところで成長しているのかもしれませんね。」
「家族はりきクンを中心に廻っています。これはお父さんの方針です。」
そんなお父さんをりきクンは大好きです。
りきクンにボランティアにつく人はどんな人がいい?と聞いたところ、「大学生のお兄さん」
がいいとの事でした。その時、はにかんで少し笑顔になりました。
帰りぎわ、ひまわり号のボランティアの人達は「一生懸命に生きていこうとする姿に触れたとき
元気がもらえる」といっています。「励まし励まされながら」なんでしょうね。
りきクンも励まされながら、一方で励ましているんですよ。でもそれはそこにいる人でないと
経験できないですよ。
僕自身はもう一歩前へ、肩を押してくれるきっかけを探しに来ました。
4月27日現在、介助ボランティア 101名 の申込、必要数150名に達していません。
扉を開ける勇気を下さい。あなたに元気を返します。
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