2008年5月アーカイブ

 倉敷ひまわり号が走りました5月25日一日で、ご協力をお願いしていたペットボトルのキャップが5,264個集まりました。ありがとうございました。ペットボトルのキャップ800個に対してポリオワクチン1本と交換していただけますので、今回6本分のワクチンと交換できます。

 皆さまに集めていただいたペットボトルのキャップは"しげい病院"を通じて"NPO法人 エコキャップ推進協会"に送っていただき役立ててもらいます。

 これからも「倉敷ひまわり号」は、できる範囲でこのような活動にも協力していきます。

 前日からの雨はひまわり号の出発に合わせるかのようにすっかりあがり、恵まれた天候となりました。

5月25日「ひまわり号明石の旅」では障がい者110名、付き添いのご家族37名、ボランティア・スタッフ総勢400名

をのせて全員無事に明石を楽しんでまいりました。

 初めて訪れる明石は素敵な一日となりました。

明石駅に隣接する明石公園の木々の緑は、前日の雨の恵みを得ていっそう深みを帯びていました。

明石市立文化博物館には多くの方々が入館され楽しまれました。

また魚の棚商店街では浜あげされたばかりの鮮魚を見て歩きながら、魚の駅で明石焼きを楽しみました。

「ひまわり号」の参加者と観光客や買い物客と混在して賑わった街の様子は普段と変わらない魚の棚の

情景に見えました。

参加の皆様は存分に明石を満喫されたのでないかと喜んでおります。

 当日は明石市をはじめ明石市社会福祉協議会の皆様、お手伝いしてくださった明石のボランティアの皆様に大変

お世話になりました。皆様のサポートで困難な場面を乗り越えることができました。

倉敷から介助ボランティアの求めに応じて下さった147名の皆様、医療ボランティアとして旅の安全をサポートしていただい

た15名の医師・看護師の皆様、車内での仮設トイレの設営や明石での細かなサポートをしてくれた33名の設営スタッフ。

長い車内で楽しい雰囲気づくりをしてくれたレクレーションボランティアの皆様。明石で合流した大阪医専の14名の学生

ボランティアの皆様、あなた方は力強く頼もしかったです。ありがとうございました。

協力して下さった方々のお力添えにより成功裏に走らせることができたことを大変うれしく感じております。

これもひとえに日ごろから「ひまわり号」を走らせる運動にご賛同をいただきご支援を賜った皆様のおかげと感謝申し上げる

しだいです。

 たった一日の列車の旅ではありますが、「ひまわり号」が走る5月を心待ちにされている方がいる限り、歩みを止めるには

なりません。

障がいのハンディを乗り越えようとする姿と、あふれる笑顔に接する一日は私たちにとってかけがえのない

喜びでもあります。

1985年5月に初めてヒロシマを訪れて以来、回を重ねるごとに満ち足りた喜びと希望を得ております。

来年、25回目の記念すべき「ひまわり号」も更に充実したものにしたいと願っております。

障がいのある人もない人も社会の一員として互いに尊重し支え合いながら、地域の中でともに生活する街とひとづくり

に貢献できることを願っております。

 この間の皆様のご支援に感謝の意を表すとともに、今後とも変わらぬご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

平成20年5月27日

「ひまわり号」を走らせる倉敷実行委員会

会長代行  竹 田  芳 昭

 

 先ほどまで音を立てて降っていた雨はやんでいます。

「気圧の谷の影響」をこれほどまで気にして、変わりようのない予報の好転を待っていました。

ひまわり号はもうすぐ走ります。

 

 5月22日(木)の最終打合せから、24日(土)の打合せへ。天気をにらみながら出発セレモニーの場所の確認や

明石での雨天対応の打合せをしました。

本番のひまわり号運行を控えてのツメの作業が続きます。

 ひまわり号と雨とのお付き合いはあまりありません。

最近では2003年高松で今にも降りそうな天気が一日持ちこたえました。

2001年宮島では帰りのフェリーで一雨、見舞われました。

その先は、1994年の福山までさかのぼります。

 

 24日、最終の打合せにはまだ時間の余裕がある時。

ひまわり号に関った方へ「明日、走りますコール」をかけました。

気持ちを抑えたかったのと、穏やかさを取り戻したかったからです。

身に余るねぎらいと励ましの言葉をいただきました。

天候をさほど気にすることなく発車の合図が迎えられそうです。

 

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 5月17日(土)

午後2時より医療スタッフミーティングを開催しました。

これは、ひまわり号の趣旨に賛同する倉敷市内5つの病院から医師1名と看護師2名のチームで参加するものです。

今年は、川崎医大附属病院倉敷中央病院倉敷平成病院重井医学研究所附属病院しげい病院の5チーム

編成となりました。

 今回は携行医薬品リストの見直しを行いました。過去の経験から脱水症状に対応できる携行品を強化しています。

また、医療班本部で準備する携行薬品や携行品も強化しています。酸素ボンベや吸引器、点滴セットなど荷物も

増えます。

 スタッフミーティングでは一日の行程の説明と各チームの担当場所の確認、参加する障がい者の状況の説明など

ひまわり号の旅が安心してできるサポート体制を確認しました。

     

 

 

 

 

例年ご支援をいただいておりますOHK岡山放送ではひまわり号の趣旨に賛同し、支援のための特別番組を

 放送します。

放送日時は以下の通りですので、ぜひご覧下さい。

 

放送日時:平成 20 年 5 月17日(土) 14 :35  から 16 :30

 かねてより準備を進めてきました、ひまわり号のホームページが本日公開の運びとなりました。

このホームページは、会の概要をはじめ目的・趣旨等広くひまわり号を紹介する内容としています。

ひまわり号を走らせる倉敷実行委員会ではこれにより、実行委員会の活動に関する情報を積極的に公開して

広範な広報活動を展開してゆきます。

 本日は、23年前の昭和60年(1985年)5月12日に第1回目のひまわり号が倉敷―広島間を

走った記念日でもあります。

23年の歴史を重ねながら走り続けています。

 尚、5月12日公開を優先させたために、完全な立ち上げに至っておりません。

順次、構築してゆきますのでご期待下さい。

旅のしおり発送作業。宛名を書いて、手紙を入れて DSCN1194s.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明石の旅のしおり 

 当日のスケジュールや参加者の皆様の集合時間、場所のお知らせから明石の案内など、旅のガイドブックを送りました。

これが、意外に手間と正確性を要求される作業なのです。

5月11日(日)午前9時、前日の雨も回復したこの日、くらしき健康福祉プラザ3階のボランティア交流室。

車両スタッフのお兄さん、お姉さん、○○ちゃんの真剣な作業風景が上の写真。

それぞれのスタイルに合わせて、お茶のボトル・アメちゃん・お菓子も並べて、そこは楽しく。

 同封した「明石ぶらぶらみてある記」は明石市観光協会から人数分いただいたもの。その観光パンフレットの右下に

の印を発見。彫画家の伊藤太一先生のサインがあります。旅のしおりの表紙絵と裏表紙にも伊藤先生の作品を掲載

しています。

ひまわり号の趣旨に賛同して、無償で利用させていただきました。

 心の連結は旅のしおりに見て取れます。

  JR倉敷駅での打合せ会の模様 DSC_0022S.JPGのサムネール画像

 4月28日(月)午後6時40分、倉敷駅で

恒例のJR倉敷駅との打合せ会を行い

ました。

これは、5月25日のひまわり号が安全に

運行できるように、停車位置の確認や

出発セレモニーの用度品の貸し出し、

倉庫の貸し出し等々の確認をするもの

です。これがそろわないとひまわり号は走れません。

 JR倉敷駅も昨年の駅南出口のスロープ設置や一昨年のホームと改札を結ぶ、エレベーターの設置など

交通バリヤフリーの設備が整ってきました。

今年の明石の参加者も車椅子が65台程度あります。すべてを階段介助すると大変ですね。

20分から25分のホームへ移動の時間をエレベーターを使いながら安全に行動したいですね。

DSC_0013s.JPG 講師の話を熱心に聴く

4月27日(日)午後1時30分から

ライフパーク倉敷。

当日の行程を映像で確認しながら気分

を明石へ。

テキストを見ながら、介助の方法を聞く、

見る、やってみる。

「自分が乗ってみると怖いですよね」

「ガタン、ゴトンがあるとけつが痛てぇー」と感じつつ、なんとなくやっていけそうな感じ。

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