恥ずかしいことに、星野富弘さんを知りませんでした。
知るきっかけになったのは、尾道の商店街から駅に向かう途中の「絵日傘」
で展示してあったはがきの絵に挿入されていた詩に惹かれたからです。
わたしは
傷を持っている
でもその傷のところから
あなたのやさしさが
しみてくる
神さまが
たった一度だけ
この腕を動かして
下さるとしたら
母の肩を
たたかせてもらおう
風にゆれる
ぺんぺん草の実を
見ていたら
そんな日が本当に
来るような気がした
当日は30名の方にプレゼントします。
星野富弘さんの詩
星野富弘(ほしの とみひろ/1946年4月24日-/男性)は、群馬県出身の詩人&画家。1970年に高崎市立倉賀野中学校に体育教師として着任したものの、2ヵ月後に体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗により頸髄損傷の重傷を負い、肩から下の機能が麻痺してしまう。9年間におよぶ入院生活の間に、口にくわえた筆で水彩画、ペン画を描き始め、後に詩を添えるようになり、退院後、故郷に帰って創作活動を続け、水彩画、ペン画に詩を添えた作品と随筆を織り交ぜた『花の詩画集』をはじめとした数々の著作を出版。全国各地やハワイ、ニューヨークなどで「花の詩画展」も開催している。1991年には東村に村立富弘美術館が開館し、中学校の国語、道徳の教科書に随筆が掲載されている。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp+月刊PHP
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