横顔が浩幹(ひろき)君。正面の顔は当日ご覧下さい。
出会いは2004年、広島の平和公園。
ゴミ箱をひとつひとつ覗き込んでは弁当の空箱を回収する親子の姿。
平和公園内でお弁当を配って、それぞれ気に入った場所でお弁当を
いただく。
参加者には「食べ終わった弁当の空は配ったところで回収します」
といったものの、「近くのゴミ箱に捨てる人もいるだろうから、手分けして
回収しましょう」と申し合わせて担当分けをしたものでした。
観光地ではごみは持ち帰りですからね。
当時、両親は実行委員会スタッフ。浩幹くんは小学校4年生でした。
あれから13年。
浩幹くんは岡山医療技術専門学校の2年生。
理学療法士になることを目指して勉強中です。
昨年のボランティア教室ではそろそろ浩幹でもいいのではの声に、
「もうすこし自信をつけてから」と本人の申し出。
そんなこともあって今年の講師は板谷浩幹くんになりました。
5月7日、連休最後の日曜日に初めて介助ボランティアをする
老若男女25名。
上は73歳ボランティアデビューの人から中学1年生まで集って
いただきました。
車いすの取り扱いをはじめに、障がいに応じた介助の方法を学びました。
自信はすぐにはつかないでしょうが、少しの安心は持てたのではないで
しょうか?
それは介助される側も同じことですから。
ひまわり号での介助ボランティアは初めての方にとって、絶好の機会です。
介護福祉士や看護師などの専門職でないとマッチングしない場合もあり
ますが、多くの場合は組み合わさって、助け合って、声を掛け合っての旅
となります。
介助をされる側にとっては「適切ではなかったり」思いとは「ずれたり」
する場面もあるでしょう。
彼らや彼女らは「生きることに向き合う姿に」心打たれると言います。
あなた方はボランティアを育てる役割もあることを心してください。
そんな思いやりや優しい気持ちを繋いで、繋いで33回目のひまわり号が
走ります。
ボランティア教室、天満屋前の通路で、何が楽しいのだか?
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