雨を抜き、雲を突いて疾走した。

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「副市長が来られません、

 

代わりに市長が来ます。」

 

 

早朝からの雨が残る「出発セレモニー」では

 

鉛色の空を突き破る伊東香織市長の快活さ

 

あふれる挨拶で宮島の旅が始まりました。

 

伊東市長には、2番ホームでお見送りまで

 

いただき、参加者一同感激でした.

 

 

IMG_2138.JPGのサムネール画像

5月22日ひまわり号は、降る雨を抜き、

 

雲を突いて疾走しました。

 

障がい者102名、付き添い家族30名、介助

 

ボランティア153名、医療・記録・レクレーショ

 

ン・設営ボランティア、運営スタッフなど73名

 

総勢358名で宮島を訪れました。

 

 

普段は山陽本線で宮島口まで行く機会は

 

ないでしょう。

 

内陸部を通りトンネルが多い新幹線と違って、瀬戸内海の海辺や街中を通る山陽本線を車窓から楽し

 

ると勝手に想像していました。

 

「雨霧にけむる春の瀬戸内もまた、体験できないな」などと。

 

天気予報どおりすっかり雨は上がりました。

 

 

厳島神社の社務所に電話をすると、「夜からもそんなに雨は降っていませんよ」

 

「宝物館はどうですか」

 

入口の土はどろどろにはなっていないとのこと。

 

宝物館は靴を脱いで、車椅子は車輪をよく拭いて入場することになっていました。

 

雨が降ると、車輪の泥を充分ふき取れないので、天候によっては車椅子の入館が制限されるところ。

 

車両スタッフに「宝物館入館は予定通り」を周知する。

 

車輪のふき取り役に、紙袋と医療班バックにいっぱい詰めたタオルを託す。

 

(つづく)

 

 

運営スタッフはいろいろな場面で参加者に助けられました。

 

参加されたみなさん、おつかれさま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事について

このページは、ひまわり号を走らせる倉敷実行委員会が2011年5月24日 16:04に書いた記事です。

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